2011年2月10日木曜日

狐狸庵タウンの夜

久しぶりに新大久保の狐狸庵タウン?で一杯やった。
しばらく見ないうちに、この韓国人租界はアメーバのように増殖していた。
最近は、職安通りに千葉や茨城のおのぼりさんたちを乗せた
観光バスまで横着けされるようになったという。

耳に飛び込んでくるのは韓国語と中国語ばかり。
わずかに日本語が聞こえてくるから、衆寡敵せずの状況の中、
わが同胞たちもなんとか命脈を保っているのだろう。

ボクの相方はNHKテレビの『ハングル講座』でもお馴染みの
チョ・ヒチョル先生。来日してからずっとつき合いが続いていて、
ボクの唯一無二の親友といっていい。

二人は大の酒好きで、まるでウワバミのごとく飲む。
いったい酒瓶が何本並ぶのかと、ちょっぴり腰が引けていたが、
やはり半端じゃない。マッコリの瓶が10数本空いている。
お店の名前が「どんどん」。これじゃドンドンいっちゃうよ。

酔いが回ってきたとき、ふと口をついで出てきた言葉が、
「おい、チョさん。竹島を返せよな」
やはり俺は日本人だ。実効支配されてるのがどうにも気に食わない。
「ああ、独島ね。そのうち返してやるよ」
「いや、今すぐ返せ……」
狐狸庵タウンでキツネとタヌキの処士横議。

この町では狗鍋(補身湯)も食べたし、飲み過ぎてゲロも吐いた。
ときどき「少女時代」から抜けだしたような整形美人に遭い、
胸をときめかすこともある。細い路地が入り組んでいる光景は
どこか懐かしく、ニンニクとトウガラシの匂いが寒空に舞っている。

アンニョンハセヨ。
韓国人と同じラテン気質のボクは、この町に来るたびに
故郷へ舞い戻ったような安らぎを感じる。
「竹島は日本のものだからな」
「いや、あれは昔から韓国のものだ」
「ふざけんな、テメエこの、…………△◇※◎@」←ろれつが回らない
ノーテンキな夜はしんしんと更けていった。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

表題の”狐狸庵。。。。”が目に入った瞬間
今回は作家の”遠藤周作”の話かと思いました。と言うのも彼は自称”狐狸庵”と称し他愛の無い嘘を友人の作家に掛け回って
楽しみ喜んでいた由。

狐狸庵タウンはKorean Townなのですね。
遠藤周作の狐狸庵は”コリャーアカン”からだそうです。チョ・ヒチョル先生が”独島は昔から韓国のもの”と言った時に ”コリャーン アカン”と叱ってほしかったね!































2コリャーン

ROU.SHIMANAKA さんのコメント...

匿名様
もちろん遠藤周作さんの狐狸庵と
かけたのですが、狐狸庵が
〝コリャーアカン〟から来てる
とは知りませんでした。

しかし魑魅魍魎、狐狸妖怪のたぐい
が跋扈しているコリアンタウン
(実際あの町はそんな感じ。もちろん
いい意味でね)にはピッタリかと。

それにしてもあのチヂミ
うまかったなあ。