2012年6月4日月曜日

女はメンスの期間分だけ長生きする

オンナは月経に支配され、オトコは月給に支配される――
長谷川如是閑先生はうまいことを言う。

さてオトコが一生の間に作り出す精子の数は累計で約1兆個以上。
一方、オンナが産み落とす卵の数はおよそ400個だという。←ニワトリか!

アンネの周期には28日型とか30日型とかがあるらしいが一定せず、
医学的には25~38日くらいの幅があるという。

仮に初潮12歳、閉経期を50歳(どちらも日本人の平均数値)とすると
38年間、30日型として1回につき5日間とすれば、年に2ヵ月がまるまる生理中
ということになる。38年間では6年と4ヵ月。個体差があるとはいえ、
一生のうち6~7年は〝お月様〟の訪問中という計算になる

自慢じゃないが、ボクなんか幼少時から慢性的なしぶりっ腹で、
1日に5~6回(多い日は10回)は便所に行く。その排便時間を累計すると、
とてつもない数字になるにちがいない。
「あなたの人生の半分はトイレの中ね」
便秘症の女房は半分羨ましげにそう言って小バカにする。
これじゃ〝借りぐらし〟ならぬ〝厠ぐらし〟の糞ジジイだ。

ま、そのことは措いといて、オトコはつくづく考える。「オンナの人は大変だなァ」と。
人生のうちの6~7年も月のものに悩まされているのだから……。

ところがボクの敬愛する西沢爽さんの〝珍説〟にかかるとこうなる。
爽さんは考えた。
男女の平均寿命の差は、そのままメンスの期間と一致するのでは?)

日本人の平均寿命はオンナが86.39歳でオトコが79.64歳(2010年度統計)。
その差は6.75歳だ。つまり「メンスの期間分だけオンナが長生きしているのでは?」
というのが〝西沢珍学説〟である。

西沢曰く、
《女の長寿の根源は実はメンスにありという結論に到達するまで、
オレは寝食を忘れてひたすら研究に没頭した》←ご苦労さま(笑)

ボクはこの珍説にふれた時、雷に打たれたような衝撃を受けた。←大袈裟だろ!
科学的なことはサッパリだが、実に説得力のある〝学説〟だからだ。

で、ついでにもう一つ言うと、(日本人の)65歳以上の人々の半分以上が、
人生を終える前に痴呆症に陥る、という統計がある。さらに云えば、
人生のいちばん最後の5年7ヵ月は介護されたまま死んでいく、というのだ。

悲しいけれど、これが日本人の平均的な人生の終わり方だ。
世界一の長寿国と褒めそやされても、現実はこんなもの。
オムツを着けたままの長寿では、めでたさも中くらいなり……ってとこか。


お口直しにボクの好きな曲を聴いてください。
Sittin' On The Dock Of The Bay
日本のCharのギターもいいよ。





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