2013年8月29日木曜日

艱難汝を〝玉箒〟にす

還暦を境にしていろいろなケガや疾患が出てきている。
五十肩」には相当悩まされたが、1年経ったらほぼ痛みは消えていた。
カミさんが「最低半年から1年は覚悟したほうがいいわよ」と言ってたが、
まさにドンピシャリで当たった。ほんとうにウソのように消えている。

次いで出てきたのが「飛蚊症」。ガラス体が剥離することで起こるらしいが、
これもうっとうしい。目の前に絶えず糸くずとか蚊のようなものが飛んでいて、
医者も「そのうち慣れますから……」と半分サジを投げてしまう例のヤツ。
たしかに最近は慣れてしまって、あまり気にならなくなった。
というか、気にしてもしかたがないので、もうどうにでもなれといった心境。

ちょっぴりショックだったのは左膝の「変形性膝関節症」の診断。
レントゲンを撮ったりMRIで輪切りにされたりと、けっこう大変だったけど、
原因が「加齢、体重増、激しい運動」と分かった途端、
(60年間、なんだかんだと膝を酷使してきたもんな……)
と妙にナットク。とりあえずは運動療法(ペダル漕ぎなどがいいらしい)や、
ダイエット(夕食はおかず中心でごはん控え目とか)に力を入れている。
ただし酒量の減る気配はゼロ。

最近患っているのは「滑液包炎」というもの。
右肘をさわると〝ぱみゅぱみゅ〟していて、なんだか気色がわるい。
先ほども近くの病院で水(関節液)を抜いてもらった。2度目である。
血の混じった色なのだろうか、グレープジュースみたいに紫色をしている。
原因はよく分からない。キーボードをほとんど右手指だけで打っているから、
右腕を使いすぎて水が溜まったのかもしれない。
それにしても左膝に右肘と、水ばかり溜まる。←ああ、お金が貯まってほしいのに

次はどんな厄災が襲ってくるのか、半分楽しみではあるのだが、
「禁酒」という宣告だけはなんとしても避けなくてはいけない。
煙草は20年前にスッパリやめたが、酒だけはやめられない。
いや、やめる必要性など微塵も感じていない。

ああ、この世に酒がなくなってしまったら、
生きていく意味などあるのだろうか。
この気持ち、饅頭やケーキに生きがいを感じている人間には
分かんねーだろうなァ(胡塞齋さんとナカガワさん、ゴメンね)。

そろそろ〝おちゃけタイム〟がやってくる。
原稿はちょっとしか書いてない。
きっと酒が足りないせいだろう(オイオイ)。

ボクはここに高らかに宣言します。
これからも好きな人間とだけつき合い、好きな人間とだけ酒を飲みます。
所詮短い人生です。いやなヤツとつき合っているヒマなどありませぬ。




←酒なくて何のおのれが桜かな。
ああ忘憂、忘憂……酒は憂いの玉箒(たまははき)


 

2 件のコメント:

ナカガワ さんのコメント...

ほどよくお燗した日本酒を、オンザロックグラスに氷をいれて、その上にジャバっと注ぎます。よいお酒ほど、素晴らしいお米のジュースが出来上がります。

ROU.SHIMANAKA さんのコメント...

ナカガワ様

そうやって毎夜お米のジュースを愉しんでいる
んですか?

ナカガワさんはお酒よりまんじゅう派。
甘いお酒ならOKということで、
名店「大林」では本直し(みりんの焼酎割り)
ばかり飲んでいましたからね。

甘いおちゃけがナカガワさんにとっては
愁いを払う〝玉箒〟なんですね。ナットク。