2014年12月20日土曜日

日本人は底抜けのお人好し

先の衆院選で安倍政権圧勝の報道を受けた支那のネット上には、
「日本は民族、国家を挙げて軍国主義に傾きはじめた」
「日本人という民族は悔い改めない民族であることがわかった」
などといった書き込みが目立ったという。

阿倍の葬式はウチで出す」と、かつて朝日新聞幹部は豪語したものだが、
その朝日も「吉田調書」や「従軍慰安婦」の誤報問題でケチがつき、
逆に自分たちの葬式を出さざるを得ないところまで追いつめられている。
加えて〝安倍政権打倒〟の社是をあざ笑うかのように、自民党が圧勝してしまったものだから
さあ大変。その嘆きようは無知蒙昧な支那人の嘆きとまったく同じである。

ボクの願いはただ1つ。生きている間に、支那の共産党政権と朝日新聞が
完膚なきまでたたき潰され、それを目の当たりにすることである。
それを正夢にするためには、陰に陽に両者への反撃の手を休めず、
窮地へと追いつめなくてはいけない。ところが実際は、それどころではない。
日本の外務省は何を勘違いしているのか、敵に塩を送って得々としているのである。

「塩」の中身はもちろんODAである。驚くべきことに、あの暴虐非道な支那に対して、
毎年300億円ものODA(政府開発援助)を供与し続けている。考えても見てくれ、
支那は世界第2位の経済大国で、GDP(国民総生産)は日本の2倍もある。
外貨準備高に至っては日本の約3倍。およそ390兆円もあり、もちろん世界一だ。
こんな金持ち国に対して、日本はいつまで資金援助をしなくてはならないのか。

ODAには大きく3つのタイプがある。
①低利で資金を貸す円借款
②返済義務のない無償資金協力
③専門技術者などを派遣し開発を支援する技術協力

円借款は支那国内の空港や港湾、鉄道、発電所などの大型インフラ整備に使われ、
今日の支那の発展を支える基礎となった。しかし借款なので、使い途については
いっさい口出しできない。元東急エージェンシー社長の前野徹は、
《日本からの〝上納金〟を使って軍備を拡張し、北鮮にも多額の経済援助をしている。
日本人が汗水たらして稼いだカネが、中国経由で北鮮にわたり、そのカネで作った
ミサイルが日本に向けられている》
などと語っている。こんなマンガみたいなことが現実に起きているのだ。

終戦直後、中国共産党の蒋介石はこう言って胸を張った。
恨みに報いるに恨みをもってせず》と。
日本への戦後賠償の請求をすべて放棄する、と高らかに宣言したのだ。

ところが日中国交回復の際、日本の田中角栄首相は政治的野心からか、
賠償金代わりの経済援助を中国政府に申し出てしまう。事実上、ここで賠償問題が
復活する。そしてこの30年間、日本から引き出した円借款という名のODAは6兆円、
旧輸出入銀行経由の借款を含めると約10兆円にもおよぶという。

円借款はいずれ日本に回収されようが、②の無償資金協力と③の技術援助は
「贈与」であり、1円たりとも戻ってはこない。①の円借款は幸い2007年に終了した。
インフラ整備が結果的に支那の軍事力増強を下支えするという危惧が生まれたからだ。
ところが②と③はいまだに継続され、その額、年間300億円を数える。

尖閣諸島への領海侵犯をくり返し、東シナ海上空に防空識別圏を一方的に設定。
また最近は、サンゴ密漁船を日本の領海内に送り出し、無法な乱獲をくり返した。
支那の膨張主義的な政策はとどまるところを知らない。おまけにPM2.5が日本に
流れ込んだり、反日暴動が頻発したりと、ODAによって「親日派を育成する」とする外務省の
思惑はみごと外れてしまった。親日どころか、支那は反日の温床になっている。

こんな反日国家にせっせとカネを贈り、なけなしの技術まで教えこんでいる。
いったい日本という国はどこまで世間知らずのお人好しなのか。
陰ひなたとなって支援を惜しまなかった「あしながおじさん」に対して、
貧しかった子どもたちが長じて乱暴者となり恩を仇で返す、といった構図である。
これをマンガと言わず何と言おう。

やることなすことがトンチンカンで、日本の国益に反することばかり
くり返す外交オンチの外務省などもう要らない。
あんな売国的省庁など、
中韓&朝日とともに消えてしまえ!






←支那の十八番となった反日暴動。
こうして内政への不満をガス抜きさせている。








※注
ボクは中国という国名をできるだけ使わないようにしています。
「中国」とは「世界の中心の国」の意で、そこには中華民族の
抜きがたい優越意識がうかがわれるからです。支那には
いまだに〝華夷秩序〟が存在します。支那が世界の中心で、
その四囲に夷狄〈東夷,北狄,南蛮,西戎〉がいるという
発想です。その時代遅れの考えに与したくないので、
ボクはあえて「支那」という言葉を使います。中国人は
この支那という言葉がきらいなようです。英語ではChinaと
いうのにね。ボクは東夷ニッポンの野蛮人ですから、
ずっと支那と言い続けます。

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